月刊誌『人材教育』2008年09月号

近年、企業・組織において成果主義の弊害が指摘されるようになった。OJTが機能しなくなり、コミュニケーション不足が深刻化。かつての日本企業の力の源泉であったチーム力の再生が声高に叫ばれている。

本特集では、それに対処する有効な手段として、ファシリテーションの活用を提案する。ファシリテーションは、一般的に会議運用術としてよく知られている。しかし、単に会議を円滑に進めるにとどまらず、集団の英知を引き出し、思いをまとめることができる技術なのだ。

ファシリテーションを変革リーダーや組織構成員が身につけることによって、会議以上にチームやプロジェクト、ひいては組織全体に影響を与えることが可能となる。すでに「会議以上」にファシリテーションを活用している事例を通して、具体的な活用方法を紹介したい。