月刊誌『人材教育』2009年02月号

地域コミュニティの崩壊、学校教育の転換、携帯電話に代表されるコミュニケーション手段の変容……。そうした環境で育った若者たちが今、続々と社会に出始めている。

いつの時代でも、会社では新人と古参社員とのギャップが話題になるが、近年のそれは従来と大きく違うようだ。社会人としての基本的な態度・行動はもとより、大卒であっても、文章が書けない、計算ができないといった、これまでにない問題が台頭してきているのである。何より、自分で“考える” という姿勢や能力の低下が著しいと言う。
そうした基本能力の低下が、ビジネスにも支障をきたし始めている。

本特集では、「読む・書く・聴く・話す・考える」をビジネス基本能力と位置付け、識者の意見と企業の取り組みを通じて、社会人の基本能力の強化について考えてみたい。