月刊誌『人材教育』2009年06月号

かつての日本企業の躍進を支えた“強い現場”。その原動力となったのは現場のチーム力であった。

しかし、バブル経済の崩壊によって目先の利益に執着し始めた日本企業は、従来のやり方を否定し、チームより個人の成果を問う体制へと移行した。ところが、それが思わぬ後遺症をもたらすことになる。

コミュニケーション不足による諸問題の発生、苦しむ同僚を助けようともしない個人主義の台頭、マネジメントできない管理職の登場、部下・後輩の育成放棄……。会社自体が足元から崩れ落ちかねない状況だ。

そこで最近は、かつての強い現場――チーム力を取り戻そうという動きが活発化している。本特集では、これからの時代を担うチームビルディングについて考えてみたい。