月刊誌『人材教育』2009年07月号

高度経済成長期を経て、日本企業が世界を席巻した1980年代、世界では日本的経営に対する憧れが生まれ、その研究が行われるほどだった。

しかし、バブル経済の崩壊で日本企業は失速し、それまでの日本的経営に対する自信を喪失。入れ替わりに世界に踊り出た米国企業の経営スタイルに対する憧れが強まり、米国型の人事制度、人材育成制度を次々と導入していった。

ところが、時を経るにつれ、日本企業にマッチしない部分が目立つようになってきた。グローバル化が進んだ今日においても、依然として“世界に伍する経営人材の育成”が課題として挙がっているのは、その最たる例だ。

そこで本特集では、現在、日本企業が求めるべき経営人材像と、育成手法の問題点を明らかにしたうえで、これからの日本企業に最適な経営人材の育成手法について考えてみたい。