月刊誌『人材教育』2009年11月号

欧米で一般的なタレントマネジメント。米国では従来、一部の優れた人材を選抜、養成する手段としてとらえられてきた。

だが現在では、従業員の能力を把握したうえで、企業として必要な個々の能力を適材適所で活かすために包括的な人材戦略――採用、教育、配属、評価、報酬、異動などを含む――を支えるものへと変化している。

現在は、かつてのように一部の優れた人材が企業を牽引していたのでは、経営環境の変化のスピードに対応しきれない。企業に属するあらゆる人材に、適切な場所で能力を発揮してもらうことが必要なのだ。そのためにはまず、それぞれの役割に求める能力を明らかにし、人材の能力を把握して、育成していくことが必要である。

本特集では、これからの日本企業がより強くなるために、タレントマネジメントの実施を提案したい。