月刊誌『人材教育』2010年07月号

従来日本企業は、若手が一人前になるまで、職場で面倒を見てきたものだ。だが昨今、現場にその余裕はない。
それはどの企業でもわかっていることだ。にもかかわらず、即戦力を求めるあまり
早期に新入社員を現場に配属し、教育を現場任せにしたままではないだろうか。
しかも現代は企業力を高めるために、採用した新入社員全員を徹底的に育て上げなければならない時代になっている。
そこで人材開発部に求められることは、自社で身につけるべき能力は何かを明らかにして現場に示すこと、
OJTが機能するような仕組みをつくることである。これらを踏まえて本特集では、
3つの視点――じっくり時間をかけた教育、どのビジネスでも求められる基本を押さえた教育、
そして人事と現場の協力体制の下に行われている教育を紹介し、若手の育成を再考する。