月刊誌『人材教育』2016年01月号

今月号の特集は「HRトレンドキーワード2016」です。

TPP交渉が基本合意し、同性パートナーシップをある行政が認め、
コンプライアンス問題で世界的大企業が揺れる昨今。

世界はめまぐるしく動き、経済も影響を受けています。

企業や組織の人事・人材開発部門は、
そうした世界やビジネスの動向をとらえつつ、
自社の人事・人材開発の方向性を決め、手を打っていく必要があります。

特に人材開発においては、従来よりも「学び」の概念を広く捉えたり、業績に結び付けていかなくてはなりません。

プロジェクトを成功に導く
『未来からのマネジメント』とは

あなたが今関わっているプロジェクトは成功するのか?やってみないと分からないというのでは、そのプロジェクトは失敗するだろう。ビジネス環境がダイナミックに変化する今、未来を正確に予測することは不可能かもしれないが、「未来」からの視点で「今」何をすべきかを考え、プロジェクトの成功確率を高めていくことは可能だ。そんな『未来からのマネジメント』について、研修・コンサルティングを中心にプロジェクト成功に向けたトータルサービスを提供するアイシンクの代表取締役伊藤健太郎氏が解説する。

人材教育 The Movie ~映画でわかる世界と人~ 第39回
「天使の分け前」川西玲子氏 時事・映画評論家

「天使の分け前」 2012年 イギリス・フランス・ベルギー・イタリア 監督:ケン・ローチ

めざせ☆経営型人事 書籍に学ぶビジネストレンド 第34回
「英語力」を強化する

ビジネスのトレンドを知っておくことは、経営や人材を考えるビジネスパーソンにとって必須である。本連載では、データバンクに勤め、1日1冊の読書を20年以上続けてきた情報のプロが、最新のビジネストレンドと、それを自分のものにするためのお薦めの書籍を紹介する。

巻頭インタビュー 私の人材教育論
志高く、考え抜けるリーダーは
“任せる”ことから育つ

ノーリツは、給湯器や浴室をはじめとする住宅設備メーカーである。2009年から社長を務める國井社長は、経営不振の関連会社を立て直し、債務超過に陥りかけていた子会社も見事にV字回復させた。そして本体が赤字に転落した後に社長に就任し、直ちに黒字転換を成し遂げている。「企業再生の秘訣は、やる気に火をつけて人を動かすこと」と語る國井氏に、リーダー論や人材育成論を聞いた。

特集 HRトレンドキーワード2016

日本と世界は日々めまぐるしく動いている。 そうした時代を生き抜く企業や組織の未来デザインのため、2016年新年号では 人事・人材開発や組織マネジメントに関する最新キーワードやトピックを取り上げる。

「パフォーマンスにつながる
学習設計」

日進月歩で進化し続けるITは、人材開発の方法やインストラクショナルデザイナー(IDer:教育企画者)の役割をも大きく変えつつある。 IT を用いた人材開発の最新動向と、今後の人材開発部門やIDer の役割について、IDの第一人者であり、海外の人材開発の動向にも詳しい中原孝子氏に聞いた。

「シリコンバレー企業の
HRトレンド」

人材獲得競争が過熱するシリコンバレーでは、優秀な人材を確保するために、どのような人事・人材開発施策がなされているのだろうか。「働きがいのある会社」に常にランクインしているネットアップ(NetApp)社に、同社の取り組みと、シリコンバレーで現在注目されているHR最新トレンドについて聞いた。

「オーセンティック・リーダーシップ」

「オーセンティック・リーダーシップ」という概念とリーダー像が、徐々に広まってきている。「変化の激しい時代におけるマネジメント層に必須」だと語るのは、そのエッセンスをエグゼクティブコーチングや組織開発の分野で取り入れている中土井僚氏だ。その解釈や背景、導入の方法等を聞いた。

「LGBT・マイノリティへの配慮」

近年、注目されているテーマの1つ、「ダイバーシティ推進」。日本では、女性活躍推進や支援を意味することが多いが、本来の意味は、LGBT(性的少数者)や障がい者など、何かしらの配慮や支援が必要な人材の能力や視点も含めた多様性を経営に生かすことである。そのためには、どのような点に注意を払うべきなのか。働きたいのに働きづらい人の雇用や、受け入れる社会づくりを精力的に行う、アイエスエフネットグループ代表の渡邉幸義氏に、ポイントを尋ねた。

「介護教育と両立支援」

IT企業の戦略人事担当役員等を歴任し、『はじめての課長の教科書』『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト』等の著書でも知られる酒井穣氏。実は20年にわたり、介護をしながら仕事をしてきた“当事者” であるという。その立場から、改めて今後の日本にとって重要な「介護と仕事の両立」というテーマと、人事・人材開発部門がすべきことについて語る。

「情報セキュリティ人材の育成」

どの企業にとっても避けて通れない情報セキュリティ対策。普段はその重要性を認識されにくいことから、人材育成は後手に回りがちだ。しかしその被害は甚大なため、各職場に情報セキュリティ人材を育成する必要がある。その役割と育成方法とは。

市場と自社の未来を切り拓く
『経営人材』の育て方

次期経営者養成を見据え、土台となる中核社員づくりを支援してきたジェック。仕事の経験を重ね、徐々に経営者としての資質が備わっていく時代は過去のことであり、若手のうちから「経営感覚を備えたグローバルに活躍できる人材」を戦略的に育てていく時代になった。次期経営者養成の支援に取り組んでいる同社取締役の越膳哲哉氏に、『経営人材』に求められる資質と養成方法について伺った。

自ら考え自ら行動する実践型人財を
『芝大門塾®』で育成する

東芝OA コンサルタントは、企業で活躍する実践型人財を育成する『芝大門塾』を開講した。受講者個々のパフォーマンスを可視化し、それに合わせた研修内容を提案しながら一人ひとりをしっかりと育て上げる注目のプログラムだ。今回、同社取締役で塾長も務める村山潤子氏に、『芝大門塾』が必要とされた背景やプログラムの内容についてお話を伺った。

寺田佳子のまなまな 第1回
女流囲碁棋士 吉原由香里六段に聞く
「プロの世界を生き抜くキメの一手」(前編)

寺田佳子さんの連載が帰ってきました! さまざまな分野の達人に、「学び方」を学びます。 初回は2 号にわたり、「囲碁の世界」を、TVや雑誌でも活躍する「囲碁ヴィーナス」こと吉原由香里六段からレクチャーいただきます。 「プロ育成のツボ」対局です。

負けないマネジャーのための孫子 第16回
怒りをコントロールする教え

怒りは行動の推進力のもとになりますが、築き上げてきたものを一瞬で破壊する危険性も持ちます。 管理する術を学びましょう。

社労士が斬る
イマドキお悩み相談
第10回 マタニティハラスメント

働く人の価値観の多様化から「働き方」も変化し、現場の管理職の悩みも“イマドキ”なものになってきています。 そんなイマドキな悩みの解決方法を、社労士の藤原先生が紹介します。

常盤文克の「人が育つ」組織をつくる
第7回 戦後70年の日本企業の歩みとこれから

時代の変化に伴い、日本企業はひとつの変革期に来ています。次代に向け、人と企業が共に成長する組織の在り方とはどのようなものでしょう。元・花王会長の常盤文克氏が、これからの日本の企業経営と、その基盤となる人材育成の在り方について、提言します。

組織と個人の問題に効く!
心理学ミニゼミナール 第4回 注意の残留

心理学の理論は、人事・人材開発の仕事にとって重要な手がかりです。 そこで、“使える”知見を、心理学ジャーナリストの佐々木正悟氏が解説します。

人材教育最前線 プロフェッショナル編
自ら走り続けたからこそ生まれた
女性が自信を持てる育成

2008年、富士通グループはFUJITSU Wayを改定し、「社員:多様性を尊重し成長を支援します」と明記して、ダイバーシティの推進を宣言。ダイバーシティ推進室を設置した。富士通グループの人材育成機関、FUJITSUユニバーシティの木村博美氏は、その立ち上げメンバーに参加。特に、女性の活躍支援を担当することとなった。木村氏が中心となり、2011年度にスタートした「女性リーダー育成プログラム」は、今年で5期目を迎える。プログラムに生かされた自身の体験、思いとは。

TOPIC CEOが初来日。グローバルレベルの人材開発トレンドが分かる
ATD 2015
ジャパンサミットレポート

2015年10月、東京で、世界最大の人材開発・組織開発ネットワークである ATD(Association for Talent Development)によるイベント、 ATD 2015 ジャパンサミットが開催された。 毎年5月にアメリカで開催されるATD INTERNATIONAL CONFERENCE AND EXPOSITIONの情報を 直接本国のボードメンバーから聞くことができる、初の機会となった。 本稿では、ATDのCEOであるトニー・ビンガム氏の基調講演と、 ソウル大学校教授、チャン・リー氏の特別講演の模様を紹介する。

JMAM通信教育優秀企業賞 表彰企業事例報告 ICDAホールディングス
お客様へのおもてなしのために
教養を身につけ、人間力を鍛える

「学ぶ風土」を醸成している組織に贈られる「通信教育優秀企業賞」。 今回紹介するのは、ホンダ新車ディーラーからスタートし、フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェの新車ディーラー、中古車販売、そして自動車リサイクル事業までを展開する国際的流通複合企業体へと発展したICDAホールディングス。 同社は社員がお客様の「生涯カーライフパートナー」として貢献できるよう、通信教育を活用した自主的な学びに力を入れている。

JMAM通信教育優秀企業賞 表彰企業事例報告 サニクリーン九州
学びを支える風土が生んだ
通信教育の新しい活用法

「学ぶ風土」を醸成している組織に贈られる「通信教育優秀企業賞」。 ここで紹介するのは九州全域で事業を展開し、法人約16万件、一般家庭約11万軒の顧客を、60の営業拠点でサポートするサニクリーン九州。 29年前から通信教育を導入し、自己啓発に活用し続けてきた同社は、5年前に「KIREI革命」をテーマに一大改革を断行した。 そんな同社の取り組みを、常務取締役の榛葉守氏と人財開発室マネージャーの織田育也氏に伺った。

派遣スタッフの成長支援に
eラーニングライブラリ®を活用
商船三井キャリアサポート事例

人材派遣業、人材紹介業、アウトソーシング業務受託を営む商船三井キャリアサポート。同社は派遣スタッフの自主的な学習を支援するため、日本能率協会マネジメントセンター(以下、JMAM)が提供する定額制のe ラーニング・サービス『JMAM e ラーニングライブラリ®』(以下、ライブラリ)を導入している。今回、同社代表取締役社長の魚山潤氏と、人材事業部登録グループ課長代理の児玉裕之氏に、ライブラリの活用法についてお話を伺った。

人事の職場拝見! 第59回 ドリーム・アーツ
座学以上に実体験を重視
脱デジタルの育成制度づくり

企業や組織のコミュニケーションを円滑にするソリューション開発を手がけるドリーム・アーツ。 IT企業であるにも関わらず、デジタルに頼らないアナログな手法で人材育成に臨む。