月刊誌『人材教育』2016年05月号

今月号の特集は「R&D人材を活かす」です。

各現場で個別に行っている専門教育も含め、
組織全体の育成施策に整合性がとれておらず、ムダがあっては、十分な効果は得られません。

しかし、全体を把握すること自体が難しく、
企業規模が大きくなればなるほど、この悩みは深まるようです。

「各現場」にも様々ありますが、本5月号では「R&D部門」に焦点を当て、
研究・技術開発人材の育成に関する課題を整理し、効果を発揮している先行事例をご紹介します。

イノベーション人材の育成や、事業感覚の醸成や技術融合の方法、
生き生き働ける環境、組織づくりのポイントについてヒントが得られます。

また、R&D部門と人事・人材開発部門との連携の実態や必要性についても取材しました。

事例:日立国際電気、帝人、三洋化成工業

どうぞ詳細をご覧ください。

人材教育 The Movie ~映画でわかる世界と人~ 第43回
『ペルセポリス』川西玲子氏 時事・映画評論家

「ペルセポリス」 2007年 フランス 監督:マルジャン・サトラピ、ヴァンサン・パロノー

めざせ☆経営型人事 書籍に学ぶビジネストレンド 第38回 「哲学」を学ぶ意味とは?

ビジネスのトレンドを知っておくことは、経営や人材を考えるビジネスパーソンにとって必須である。 本連載では、データバンクに勤め、1日1冊の読書を20年以上続けてきた情報のプロが、最新のビジネストレンドと、それを自分のものにするためのお薦めの書籍を紹介する。

巻頭インタビュー 私の人材教育論
現場こそ育成の原点
「汗の値段」を大切に

快適な住空間を創造する「窓やドア」、美しい都市景観を創造する「ビルのファサード」など、さまざまな建築用プロダクツを提供し続けるYKK AP。 2013年度からスタートした第4次中期経営計画では、「商品力・提案力によるAP事業の持続的成長」を事業方針に掲げる。 「メーカーに徹する」という揺るぎない信念を貫きつつ、方針を実現するための新時代の人材をいかに育成するのか。 堀秀充代表取締役社長が語る。

OPINION1 戦略的に人数を把握し育成・獲得を
プロデューサー的
イノベーション人材の育て方

1990 年代より、欧米先進技術の導入から独創技術の自主開発に転換した我が国の研究開発(R&D)。 今、研究開発を支えるには、どのような人材が求められているのか。 彼らのモチベーションを高め、育成する人材マネジメントはどうあるべきなのだろうか。

OPINION2 社内育成しないという選択も!?
プロ人材は特性を踏まえ
ホワイトカラーと異なる対応を

R&D部門で働くようなプロ人材には、どのような特性があるのか。 そして、そのような特性を持ったプロ人材に対して、どのようなマネジメントをすべきか。 プロ人材と組織の関係に詳しい西脇暢子氏に聞いた。

OPINION3 イノベーターを生む組織能力の向上
技術者が自由にチャレンジし
切磋琢磨する場づくりが鍵

今、切実に求められる、新しい価値を生み出す人材。 そうしたイノベーターを育むには、一人ひとりを見て接する必要がある。 また、彼らが定着し力を発揮する組織づくりも不可欠だ。 イノベーションが次々と生まれる、組織能力の高め方とは。

CASE 1 日立国際電気
施策の“合わせ技”で課題に挑む
“つなげる人”を育てる
業務直結型4施策

日立国際電気では、“つなげる人”をキーワードに、技術人財の育成に向け、4つの施策を打ち出す。 実施に際しては、人財戦略部が現場に入り込み現場と協働する。 市場動向と人員構成の課題を踏まえた施策とは。

CASE 2 帝人
融合とソリューションがキーワード
異動や育成の機会で
事業感覚など複合力を醸成

帝人のR&D部門では、専門性のみならず複合力も重視する。 事業や機能の垣根を超えた異動も行われ、R&D人財であっても異分野の専門性や、マーケティング等の経営知識を学ぶことが推奨されている。 技術交流や技術の伝承、そしてビジネスセンスを持つ人財育成を意識した同社の取り組みとは。

CASE 3 三洋化成工業
チャレンジ精神醸成と社内外へ視野を広げる
気づきを与える数々の仕組みで
優秀な研究者を育てる

パフォーマンス・ケミカルスメーカーの三洋化成工業では、「優秀な研究者」のロールモデルを示したり、6年目成果発表会で自身のレベルを意識させたり、経営層や部門を越えた気楽な対話の場を積極的に設けたりすることで、先のキャリアを考えさせ、社内外へ視野を広げさせている。

研究組織を強化するには
技術戦略だけでなく
現場のマネジメント力・
変革力の支援が鍵

製造業において、競争優位の重要な鍵を握る研究業務だが、取り巻く環境の変化の中で、「現場に元気がない」「期待する成果が出ない」という課題を抱える組織が少なくない。研究人材の持てる力をいかんなく発揮させ、研究組織を強化するには、どのような取り組みが求められるのだろうか。 R&D 組織のコンサルティングに従事する、日本能率協会コンサルティング(JMAC)のシニア・コンサルタント、庄司実穂氏に聞いた。

連載 中原 淳の学びは現場にあり!  第36回(前編)
“答えを与えない指導”が考える人材を育てる!
世界で活躍するサッカー選手は
いかにして生まれるのか?

ガンバ大阪でコーチ育成に携わる上野山信行氏は、宮本恒靖、稲本潤一、安田理大、宇佐美貴史ら世界で活躍する多くのサッカー選手をユース時代から育てたサッカー指導者だ。 上野山氏の長年来の知己、ヤフーの本間浩輔氏は、“一流選手を育てる極意”には企業における人材育成に通ずる点が多い、と語る。上野山氏、本間氏、そして中原氏のスペシャル鼎談を2回に分けてお届けしよう。

寺田佳子のまなまな 第5回
ガーデニング研究家 はたあきひろ氏に聞く
「感性を研ぎ澄ます 自然の暮らし」

自分で農作物を作って自分で食べる「自産自消」を実践しながら、ガーデニング研究家としても活躍する「はたあきひろ」さん。 幼少期から現在に至るまで、“カン”を大切に暮らしてきたという、はたさんの学びの神髄とは。寺田さんがググっと迫ります。

社労士が斬る
イマドキお悩み相談
第14回 社内恋愛はトラブルのもと?

働く人の価値観の多様化から「働き方」も変化し、現場の管理職の悩みも“イマドキ”なものになってきています。 そんなイマドキな悩みの解決方法を、社労士の藤原先生が紹介します。

常盤文克の「人が育つ」組織をつくる
第11回 自然は我が師・我が友(後編)

元・花王会長の常盤文克氏が、これからの日本の企業経営と、その基盤となる人材育成の在り方について提言する本連載。前回に引き続き、動物や植物たちの習性や生き方から、自然の中に潜む「知」を探り出し、経営や人づくりへの活かし方を考えます。

TOPIC ~「体」「心」「脳」の癒しがもたらす仕事効率化~
企業に求められる
「リセット」という考え方

いったい、どれほどのビジネスパーソンが、「自分は健康」だと言えるだろうか。 日々業務に追われ、身体に鞭打ちながら働いているせいで、心もボロボロ……。 仕事の効率は悪くなり、残業が増え、悪循環から抜け出せない。 そんな悩みを抱えている人は、少なくないはずだ。 そこでお勧めしたいのが、癒しによる「体」「心」「脳」の「リセット」である。 仕事にもたらす効果と、具体的なリセット法とは。

人材教育最前線 プロフェッショナル編
人を強く、たくましく育てるのは
研修ではなくチャレンジという経験

都市ガスの供給をはじめ、電力の販売など、首都圏のエネルギーインフラを支える東京ガス。ガスや電気の安定供給の背景には、数々のシステムの稼働がある。そのシステム開発や管理を行うのが、東京ガスiネット(旧ティージー情報ネットワーク)である。 同社人財開発部門リーダーの工藤千温氏は、「研修だけでは人は育たない」と言い切る。入社当初はシステムエンジニアとして活躍し、システム管理現場での経験も豊富な工藤氏の発言の真意とは。同社の人財育成の方針も含め、話を聞いた。

組織と個人の問題に効く!
心理学ミニゼミナール 第8回 イヤな気持ちを切り替える方法

心理学の理論は、人事・人材開発の仕事にとって重要な手がかりです。 そこで、“使える”知見を、心理学ジャーナリストの佐々木正悟氏が解説します。

ライフワークス 誌上×対談
ミドル・シニア社員が会社で活躍するためには

65歳までの雇用義務化や労働力人口の減少などを背景に、シニア社員やその予備軍であるミドル社員の活躍は、企業にとって重要なテーマとなっている。そこで、高齢者雇用に詳しい法政大学経営大学院教授の藤村博之氏と、ライフワークス営業部部長の野木亮氏が、ミドル・シニア社員のキャリアについて語り合った。

派遣スタッフの能力開発と
キャリアアップを継続的に支援
ケイキャリアパートナーズ事例

人材派遣業、職業紹介事業、能力開発事業を展開するケイキャリアパートナーズ。2015 年9月に労働者派遣法が改正され、派遣スタッフのキャリア形成支援が義務化される以前から、同社は日本能率協会マネジメントセンターが提供する「e ラーニングライブラリ®(以下、ライブラリ)」を導入し、派遣スタッフの学びを支援している。今回、同社代表取締役社長の林直樹氏と神戸営業所所長の井原新氏に、ライブラリの活用法についてお話を伺った。

人事の職場拝見! 第63回 日本郵便
顧客満足の始まりは従業員満足
笑顔を生む管理者育成と女性活躍

国内全ての市町村にある郵便局の運営をはじめ、郵政事業を軸に地域貢献を担う日本郵便。 民営化から9年目を迎えた同社が注力する、人材育成施策とは。