編集部オススメの教育関連新刊図書

2017年3月号2017年2月号2017年1月号

『超一流の相談力』

『超一流の相談力』

  • 作佐部 孝哉/著
  • PHP研究所/刊
  • 1500円+税

ビジネスの基本である「報連相」。多くのビジネスパーソンは、報告、連絡の仕方については入社直後に学ぶが、相談については「困った時にはすぐに相談しなさい」と言われるだけで、具体的な相談法について教わることはほとんどない。本書は、周囲を巻き込み、問題を解決する「相談力」を高めるノウハウを紹介。話し方、聞き方、本音の引き出し方、相談できるブレーンの増やし方など、相談力を学ぶことは人との接し方そのものを見直すことにつながる。本書で得た知見を、仕事のみならず日々の生活にも取り入れたい。

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『グローバル組織開発ハンドブック』3つの複雑性を5つの視点から考える

『グローバル組織開発ハンドブック』3つの複雑性を5つの視点から考える

  • ピープルフォーカス・コンサルティング/著
  • 東洋経済新報社/刊
  • 2800円+税

グローバル化をめざす日本企業の多くは、製造や販売のグローバル化はできても、人と組織に関わる領域のグローバル化が進んでいない。組織のグローバル化を阻むものは、宗教や習慣などの「文化的要因」、組織運営に欠かせないルールや方法といった「制度的要因」、距離の離れた拠点間の「物理的要因」の3点。組織開発のプロである著者は、複雑に絡み合う3つの要因を「チーム」「ダイバーシティ」などの5つの視点からひもとく。グローバル組織開発の考え方、スキル、ノウハウ、実際の進め方が詳説された1冊。

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ムダの向こうに見えたもの『山田日登志の改善魂』

ムダの向こうに見えたもの『山田日登志の改善魂』

  • 山田 日登志/著
  • 日刊工業新聞社/刊
  • 1400円+税

著者は、トヨタ生産方式を生み出した大野耐一氏に「改善」(カイゼン)を学び、現場教育に尽力する人物。本書の要諦はトヨタ生産方式のノウハウではなく、“ムダを排除することで仕事と人生をより良いものにすること”である。改善を「自分の行動を正して、社会の役に立つこと」と定義し、「人生の時を過ごす人間の動きのムダをとり、人間が買ったモノをどう有効に使いきるか」が大切だと説いている。ムダを少なくすることでどのように生きることができるのか、哲学的な内容が平易な文体で記されている。

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人を育て、成果を最大にするマネジメント『ハイアウトプット マネジメント』

人を育て、成果を最大にするマネジメント『ハイアウトプット マネジメント』

  • アンドリュー・S・グローブ/著
  • 小林 薫/訳
  • 日経BP社/刊
  • 1800円+税

インテルの創設者の1人であり、後にCEOを務めた人物が1983年に出版した書の復刻版。インターネットも携帯電話も普及していない時代のものがいまだに読み継がれている理由は、マネジメントの本質が記されているからだ。例えば、「マネジャーのアウトプット」についての定義は「自分の組織のアウトプット+自分の影響力が及ぶ隣接諸組織のアウトプット」とし、「隣接諸組織」まで含めている点が秀逸だ。現代でも通じるアウトプットの高め方、部下のやる気の引き出し方などが描かれており、経営者、マネジャーは必読。

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2017年2月号2017年3月号2017年1月号

『ずっと働ける会社』マタハラなんて起きない先進企業はここがちがう!

『ずっと働ける会社』マタハラなんて起きない先進企業はここがちがう!

  • 小酒部 さやか/著
  • 花伝社/刊
  • 1500円+税

著者の小酒部氏は、自身がマタニティハラスメントにあったことをきっかけにNPO 法人マタハラNet を立ち上げ、防止に取り組んでいる。マタハラ防止の先進企業の取材を続けるうちに、そのノウハウは働きやすい職場づくりと同じだと気づいたという。 本書には12 の法人の事例が掲載されており、もちろん具体的な施策のヒントが得られる。これを読めば、業種は違っても、働きやすい職場は「ダイバーシティやワークライフバランスを効果的な経営戦略と捉えている」ことに気づくだろう。

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『ドリーム・ワークプレイス』だれもが「最高の自分」になれる組織をつくる

『ドリーム・ワークプレイス』だれもが「最高の自分」になれる組織をつくる

  • ロブ・ゴーフィー+ガレス・ジョーンズ/著
  • 森 由美子/訳
  • 英治出版/刊
  • 1800円+税

本書のテーマは「世界で一番働きたいと思ってもらえる組織をどうつくるのか」である。筆者は、かつて成長企業には強力なカルチャーがあり、それに適合する人が働いていたが、現代は企業のほうが入社してほしい人材のニーズに適合すべきだと説く。そして、「夢の組織」をつくるための原則は「違い」「徹底的に正直であること」「特別な価値」「本物であること」「意義」「シンプルなルール」の6項目だという(これらの頭文字がDREAMS)。リーダーがとるべき、理想論ではないアクションも記されている。

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『人事評価はもういらない』成果主義人事の限界

『人事評価はもういらない』成果主義人事の限界

  • 松丘啓司/著
  • ファーストプレス/刊
  • 1500円+税

20数年前から日本企業に導入されている米国式の年次評価。しかし、米国企業は既に年次評価を廃止する方向にシフトしている。より機敏な業務運営が求められる現代のビジネスには、内発的な要素によって動機づけられた人材でなければ対応できないからだ。 著者は、米国がめざす新たなパフォーマンス・マネジメントの姿を紹介。合わせて日本の評価制度の課題も浮き彫りにする。報酬額に関する問題は派生的なものであり、より高い生産性と競争力を獲得する人事戦略としての評価に目を向けるべきだと説く。

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『マンガでわかる禅の智恵』

『マンガでわかる禅の智恵』

  • 土居征夫/著
  • 日本能率協会マネジメントセンター/刊
  • 1500円+税

本書は、マンガのストーリーを追いながら、禅の知識とその応用の仕方が分かる入門書だ。禅を学ぶことで、生来持っている自分の心の原点に戻り、持っている力を生き生きと発揮でき、こだわりのない目で物事を俯瞰できる。現代社会で働く人のストレス、閉塞感など、深刻化する心の問題に光を当てることもできるという。坐禅の仕方(正しい姿勢、呼吸の整え方、心の整え方)も詳しく記載されているので、すぐにでも禅に親しむことができる。ビジネスはもちろん、日々の生活にも知見を取り入れたい。

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2017年1月号2017年3月号2017年2月号

『なんとかしたい!「ベテラン社員」がイキイキ動き出すマネジメント』

『なんとかしたい!「ベテラン社員」がイキイキ動き出すマネジメント』

  • 片岡裕司/著
  • 日本経済新聞出版社/刊
  • 1500円+税

2016年、いわゆるバブル期入社組が50代を迎える。この年代の「ベテラン社員」(本書では「40 代後半〜 65歳で、部下と責任部署を持つ管理職ではない人」と定義)は、「年下上司」の言うことを聞かない、モチベーションが低い、などと問題視されることも少なくない。しかし、今後も職場で一定数を占めるこの層の活躍が組織の活性化には不可欠だ。本書では、「ベテラン社員」に対する個別のマネジメントのポイント、組織的なアプローチなどを学べる。全ての人がイキイキと活躍できる職場づくりの一助となるだろう。

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最高のリーダーは、チームの仕事をシンプルにする

最高のリーダーは、チームの仕事をシンプルにする

  • 阿比留 眞二/著
  • 三笠書房/刊
  • 1300円+税

花王の管理部門や社員教育部門等に26 年間在籍した著者が当時開発し、その後コンサルタントとして改良を重ねた独自の課題解決メソッドを解説。いかに仕事を単純化し、やるべきことを絞り込み、確実に実行するかが示されている。例えば、「優先順位」だけでなく「劣後順位」も明確にすること。あえて「やらないこと」を先に決め選択することで、自分やチームの仕事がシンプルになる。高度情報化時代において、目前の業務に追われる日々からの脱却をめざす若手リーダーやベテランマネジャーに推奨の1冊。

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世界最高リーダーシップ育成機関が教える『経営幹部 仕事の哲学』

世界最高リーダーシップ育成機関が教える『経営幹部 仕事の哲学』

  • 田口 力/著
  • 日本能率協会マネジメントセンター/刊
  • 1600円+税

世界的企業として名高いGE。その人事・人材開発を促進する組織でリーダー育成に携わってきた著者が、日本の経営幹部が抱える問題とその原因を明らかにし、対処法を提示する。世界標準の経営幹部になるために、「何をすべきか」ではなく「どうあるべきか」、すなわちマインドセット(心構え)に踏み込んでいる点が特徴だ。世界的に活躍するリーダーたちには、スキルだけではなく、「覚悟を決める」「好奇心を解き放つ」といった共通のマインドセットがある。自ら学び続けるリーダーとなるための示唆に富んだ1冊。

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『「良い質問」をする技術』

『「良い質問」をする技術』

  • 粟津 恭一郎/著
  • ダイヤモンド社/刊
  • 1400円+税

普段私たちがする会話は、実はほぼ質問と回答で成り立っている。その中で、「良い質問」をすれば、自分と周囲をより良く変化させられる、というのが本書の主旨。「良い質問」とは、相手を萎縮させる「悪い質問」や、答えにくい「重い質問」と違い、相手が思わず答えたくなるもので、相手に気づきを与え、新たな思考や行動を引き起こすという。本書では「不要な前置きをしない」「質問はしてもアドバイスはしない」といった「良い質問」をするコツや、つくり方を丁寧に解説。面談や会議などでもすぐに使えるノウハウが満載だ。

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