編集部オススメの教育関連新刊図書

2017年1月号2016年12月号2016年11月号

『なんとかしたい!「ベテラン社員」がイキイキ動き出すマネジメント』

『なんとかしたい!「ベテラン社員」がイキイキ動き出すマネジメント』

  • 片岡裕司/著
  • 日本経済新聞出版社/刊
  • 1500円+税

2016年、いわゆるバブル期入社組が50代を迎える。この年代の「ベテラン社員」(本書では「40 代後半〜 65歳で、部下と責任部署を持つ管理職ではない人」と定義)は、「年下上司」の言うことを聞かない、モチベーションが低い、などと問題視されることも少なくない。しかし、今後も職場で一定数を占めるこの層の活躍が組織の活性化には不可欠だ。本書では、「ベテラン社員」に対する個別のマネジメントのポイント、組織的なアプローチなどを学べる。全ての人がイキイキと活躍できる職場づくりの一助となるだろう。

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最高のリーダーは、チームの仕事をシンプルにする

最高のリーダーは、チームの仕事をシンプルにする

  • 阿比留 眞二/著
  • 三笠書房/刊
  • 1300円+税

花王の管理部門や社員教育部門等に26 年間在籍した著者が当時開発し、その後コンサルタントとして改良を重ねた独自の課題解決メソッドを解説。いかに仕事を単純化し、やるべきことを絞り込み、確実に実行するかが示されている。例えば、「優先順位」だけでなく「劣後順位」も明確にすること。あえて「やらないこと」を先に決め選択することで、自分やチームの仕事がシンプルになる。高度情報化時代において、目前の業務に追われる日々からの脱却をめざす若手リーダーやベテランマネジャーに推奨の1冊。

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世界最高リーダーシップ育成機関が教える『経営幹部 仕事の哲学』

世界最高リーダーシップ育成機関が教える『経営幹部 仕事の哲学』

  • 田口 力/著
  • 日本能率協会マネジメントセンター/刊
  • 1600円+税

世界的企業として名高いGE。その人事・人材開発を促進する組織でリーダー育成に携わってきた著者が、日本の経営幹部が抱える問題とその原因を明らかにし、対処法を提示する。世界標準の経営幹部になるために、「何をすべきか」ではなく「どうあるべきか」、すなわちマインドセット(心構え)に踏み込んでいる点が特徴だ。世界的に活躍するリーダーたちには、スキルだけではなく、「覚悟を決める」「好奇心を解き放つ」といった共通のマインドセットがある。自ら学び続けるリーダーとなるための示唆に富んだ1冊。

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『「良い質問」をする技術』

『「良い質問」をする技術』

  • 粟津 恭一郎/著
  • ダイヤモンド社/刊
  • 1400円+税

普段私たちがする会話は、実はほぼ質問と回答で成り立っている。その中で、「良い質問」をすれば、自分と周囲をより良く変化させられる、というのが本書の主旨。「良い質問」とは、相手を萎縮させる「悪い質問」や、答えにくい「重い質問」と違い、相手が思わず答えたくなるもので、相手に気づきを与え、新たな思考や行動を引き起こすという。本書では「不要な前置きをしない」「質問はしてもアドバイスはしない」といった「良い質問」をするコツや、つくり方を丁寧に解説。面談や会議などでもすぐに使えるノウハウが満載だ。

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2016年12月号2017年1月号2016年11月号

『「人事管理論」再考』多様な人材が求める社会的報酬とは

『「人事管理論」再考』多様な人材が求める社会的報酬とは

  • 木谷 宏/著
  • 生産性出版/刊
  • 2500円+税

かつての日本企業は、極めて同質性の高い従業員で構成されていた。だが、失われた20年を経て、女性、高齢者、パート・アルバイト、外国人、障がい者、要治療者など「無制約な働き方のできない社員」がマイノリティではなくなった今、人事管理制度はどうあるべきなのか。本書はこの難問に挑んだ力作。もはや人々は「賃金」と「やりがい」だけでは動機づけられないとして、新たな社会的報酬である「キャリア的報酬」と「時間的報酬」を加えた人事管理の再編を提唱。ポスト成果主義の人事管理のフレームワークを示している。

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自分をみつめ、自ら動く『導く力』

自分をみつめ、自ら動く『導く力』

  • 守屋智敬/著
  • KADOKAWA/刊
  • 1400円+税

本書は、「導く」とはどういうことか、何をすればよいのか、ということについて示唆を与えてくれる。「感情的になるのはよくないことか?」「何が組織をダメにするのか?」といったテーマに対し、著者の考えと学者や思想家などの金言を合わせて紹介し、そこから「導くことの本質」を探る。導く対象は「自分」や「他者」から、「組織」や「社会」まで広範囲に及ぶので、読者の視点によって自己啓発にもリーダーシップ論にも、チームビルディングの指南書にもなりうるだろう。リーダーだけではなく、若手社員にも読んでほしい1冊。

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『最新版「言いたいことが言えない人」のための本』ビジネスではアサーティブに話そう!

『最新版「言いたいことが言えない人」のための本』ビジネスではアサーティブに話そう!

  • 畔柳 修/著
  • 同文舘出版/刊
  • 1400円+税

問題が発生した経緯をきちんと説明したいのに、クライアントや上司が聞いてくれず、一方的に怒られた─そんな経験を持つ人は少なくないだろう。本書は「言うべきことを適切に伝えられない人」の悩みを解消してくれる。決して攻撃的にならず、萎縮せず、適切に伝える「アサーティブな振る舞い」について、話し方から人間関係の構築の仕方までを解説。単なるハウツーに終わらないのは、伝えるスキルだけではなく人としての「在り方」にまで踏み込んでいるからだ。アサーティブの要諦は「敬意」だと気づかされる。

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『プレイングマネジャーの戦略ノート術』膨大な仕事量とコミュニケーション不足を解消する35の方法

『プレイングマネジャーの戦略ノート術』膨大な仕事量とコミュニケーション不足を解消する35の方法

  • 田島弓子/著
  • ダイヤモンド社/刊
  • 1500円+税

多忙なプレイングマネジャーが、管理職としての仕事の習慣を身につけ、チームで成果を上げるために「アナログ・ツール(ノート、手帳、メモ、付箋など)をフル活用せよ」というのが本書の主旨。「多すぎる仕事量」、「部下とのコミュニケーション不足」というプレイングマネジャーの悩みについて、35 の解決策を提示している。例えば、資料や指示書を部下に渡す際に付箋に手書きで一言つけ加えることで、指示に「命を吹き込める」という。各ツールの使い方が具体的で、職場ですぐに実践できるところがポイントである。

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2016年11月号2017年1月号2016年12月号

『アイデアソン!』アイデアを実現する最強の方法

『アイデアソン!』アイデアを実現する最強の方法

  • 須藤 順+原 亮/著
  • 徳間書店/刊
  • 1700円+税

「アイデアソン」とは、「アイデア+マラソン」が語源で、多様な参加者が一定期間に集中してアイデアを出し続ける場のこと。近年、地域活性化や新事業創造などで注目される手法であり、特徴の1つは、参加者の多様性である。職場内で行う場合でも、業務や所属の違う人々が集まったり、一般ユーザーが参加したりすることで、これまで交わらなかった情報や知識が出合い、問題解決や新たな価値創造につながる。単に議論を重ねるだけで終わらせない具体的メソッドも紹介しており、アイデアソンの入門書として最適だ。

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『賢い組織は「みんな」で決める』リーダーのための行動科学入門

『賢い組織は「みんな」で決める』リーダーのための行動科学入門

  • キャス・サンスティーン+リード・ヘイスティ/著
  • 田総恵子/訳
  • NTT出版/刊
  • 1800円+税

多くの管理職やリーダーは、問題に直面した際、チームや組織で議論し解決を図ろうとするだろう。ところが、集団での意思決定は、メンバーの間違いを増幅させたり、極端な方向に偏ったりすることがあるという。本書では、集団が陥りがちな失敗の原因を行動科学の知見に基づいて分析し、集団で「賢い」意思決定をするための方法を説く。例えば、リーダーがあえて沈黙することも方法の1つ。強い発言に引きずられず、多様な情報が出てくる場をつくれるからだ。組織運営のために役立つ最新の知見が満載の指南書。

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『仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方』

『仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方』

  • 宇都出 雅巳/著
  • クロスメディア・パブリッシング/刊
  • 1380円+税

なぜ「ド忘れ」や「不注意」が起きてしまうのか。それは、「人間の脳自体がミスを起こしやすいメカニズムになっている」ためだと著者は言う。本書は、仕事で犯しがちなミスを「メモリーミス」「アテンションミス」「コミュニケーションミス」「ジャッジメントミス」の4つに分類し、脳科学や認知科学の知識を織り交ぜ、それぞれの原因と対処法を説明。脳の仕組みを知ることでミスへの理解が変わり、対策を立てることができる。紹介されている対策はすぐに実践できるものばかり。本書を片手に、普段の行動を見直したい。

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『キャリアカウンセリング実践』24の相談事例から学ぶ

『キャリアカウンセリング実践』24の相談事例から学ぶ

  • 渡辺 三枝子/編著
  • ナカニシヤ出版/刊
  • 2400円+税

キャリアカウンセリングにおいて、いかに相談者の問題を焦点化していくか――本書は、そのプロセスを学ぶのに最適な手引書。「営業を続けていく自信がない」「育児休暇をとったらどうなるか」といった24の具体的な相談を設定し、クライアントとカウンセラーの対話を記述。カウンセラーが立てた仮説と、その後の対応などを紹介する。カウンセラーが対話の中でどう考えたかを解説する「カウンセラーの自問自答」も掲載されており、事例を参考に自分なりのアプローチを考えながら読み進めることができる。

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