編集部オススメの教育関連新刊図書

2018年1月号2017年11月号2017年12月号

『「いまどき部下」を動かす39のしかけ』

『「いまどき部下」を動かす39のしかけ』

  • 池本克之/著
  • 三笠書房/刊
  • 1400円+税

ドクターシーラボやネットプライスで社長を務め、現在、組織学習経営コンサルタントとして活動する著者は、「部下の動かし方は、対象や時代の変化に伴い常にアップデートする必要がある」と考える。では、現代の若者にはどう対応すればよいのか。本書は『メールやSNSでのミスの報告も有りとする』『「細かすぎる!」というくらいの指示をする』『「緊急ではないが、重要な仕事」を任せる』など、具体的な39 の手法や考え方を紹介。いまどきの部下の志向を理解するだけでなく、上司自身も変わる必要があると実感させられる1冊。

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はじめてのリーダーのための『実践! フィードバック』

はじめてのリーダーのための『実践! フィードバック』

  • 中原 淳/著
  • PHP研究所/刊
  • 1600円+税

部下育成において、“フィードバック”を重視する企業は増えているが、自身が行うフィードバックに自信が持てない上司は少なくない。本書は、フィードバックの基本から実践まで分かりやすく解説。特に、「部下のタイプ別フィードバック」では、上から目線で返してくる「逆フィードバック」タイプや、どんなアドバイスも受け流す「聞く耳を持たない」タイプなど、部下を10 タイプに分けて、良い会話例と悪い会話例を掲載。弁が達者な“強敵”部下にも主導権を握られることなく、有意義にフィードバックを行うための一助となるだろう。

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『トラスト・ファクター』最強の組織をつくる新しいマネジメント

『トラスト・ファクター』最強の組織をつくる新しいマネジメント

  • ポール・J・ザック/著
  • 白川部 君江/訳
  • キノブックス/刊
  • 1800円+税

神経経済学者の著者が、「成功する組織には信頼の文化が重要である」ということを明らかにし、信頼にはオキシトキンというホルモンが関わっていることを実証。信頼の客観的な測定方法や信頼を上げるための要因、信頼を上げることで組織にどのような成功が訪れるのか等、多くの企業にコンサルティングを行い得た知見と共に解説する。グーグルやAirbnb、フェイスブックといった企業の実例も盛りだくさんで、組織づくりのための数々のtipsを紹介。迷い、悩みながら組織運営に関わる人たちに、心強い指針を示してくれる。

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『一流トップ15人の経営ビジョン』人が活きるリーダーシップ

『一流トップ15人の経営ビジョン』人が活きるリーダーシップ

  • 日本能率協会マネジメントセンター/編
  • 日本能率協会マネジメントセンター/刊
  • 1500円+税

小誌『人材教育』の連載「私の人材教育論」に掲載された経営者のインタビュー記事を一部抜粋し、加筆してまとめた。「トップの情熱とリーダーシップが人を育てる」「激動する時代における組織づくりとは」「多様化する社会に対応する組織のあり方」「次世代の経営人材をつくる」という4つの軸で、15 人の経営者が人材育成の重要性や自社の取り組みについて語る。経営者のリアルな考えや熱い思い、そして一つひとつの言葉に、その人柄がにじみ出る。育成から人を基軸にした経営ビジョンまで、横串で学べる1冊。

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2017年12月号2017年11月号2018年1月号

『True North リーダーたちの羅針盤』 「自分らしさをつらぬき」成果を上げる

『True North リーダーたちの羅針盤』 「自分らしさをつらぬき」成果を上げる

  • ビル・ジョージ/著
  • 小川孔輔/監訳
  • 林 麻矢/訳
  • 生産性出版/刊
  • 3600円+税

巨大医療機器メーカーのCEOを16 年務めた後、教育界でリーダーシップを研究する著者は、リーダーシップの出発点は「自分らしい自分」でいること、つまり「オーセンティック」であることだと説く。2007年に発行された『TRUE NORTH』に47名のオーセンティック・リーダーのインタビューを加えてつくられた本書は、彼らの成長プロセスを「リーダーへの準備をする」「リーダーを務める」「次世代を育成する」という3つのフェーズで紹介。リーダーたちが道を見失った経験も興味深い。なりたいリーダーになる手助けをしてくれる1冊。

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『6時だよ 全員退社!』 生産性を上げる黄金ルール

『6時だよ 全員退社!』 生産性を上げる黄金ルール

  • 田中健彦/著
  • 日本経済新聞出版社/刊
  • 1600円+税

「日本企業の職場は無駄だらけ」という著者が「いかに効率化を進めるか」「いかに価値のある仕事をするか」という観点で、働き方改革の具体的な方策を提言。米国やフィンランドで海外駐在員を務めた経験も踏まえ、会議、メール、資料作りといった「日々の仕事の仕方」から、長時間労働を助長する「考え方」まで、日本企業でも行える数々の改革案を紹介している。見せかけの働き方改革による“弊害”が起こりつつあるが、真の効率化による正しい働き方改革を行えば、タイトル通り“6時全員退社”は、決して難しいことではないと気づかせてくれる。

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『シリコンバレー式 最強の育て方』 人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング

『シリコンバレー式 最強の育て方』 人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング

  • 世古詞一/著
  • かんき出版/刊
  • 1400円+税

Google、ヤフーなどに代表される取り組み「1on1ミーティング(上司と部下の1対1の定期的な対話)」の重要性が認識され始めている。だが、日本企業の場合、上司も部下も1対1の面談に無意識に嫌なイメージを持っている現状があり、海外のように広まってはいないという。本書では、1on1ミーティングで話す内容について、「部下と信頼を構築する」「部下の成長を支援する」という目的ごとに紹介。また、実際に始める際の具体的な手順についても解説しており、1on1ミーティングを始めてみたいと思う人の迷いや不安を払拭してくれるはずだ。

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『3000年の英知に学ぶリーダーの教科書』 困難に打ち勝つ不変の原理原則

『会社の中の発達障害』 いつも嫌なことを言う上司、いつも迷惑をかける部下

  • 星野仁彦/著
  • 集英社/刊
  • 1200円+税

発達障害とは、社会性やコミュニケーション能力などの発達に何らかの偏りがあるために生じる状態を指し、「注意欠如・多動性障害(ADHD)」「自閉症スペクトラム障害(ASD)」「学習障害(LD)」の3つに分類される。本書は、大人の発達障害の種類と特性について詳解すると共に、「集中力が続かない」「本音と建前が理解できず、冗談が通じない」など具体的な25の事例を挙げ、周囲の対応案を解説。心療内科医だが発達障害を抱える著者自身の経験や考えも奥深い。発達障害者も周囲の人たちも気持ちよく働ける職場をつくる一助となるだろう。

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2017年11月号2017年12月号2018年1月号

『経営力を鍛える 人事のデータ分析30』

『経営力を鍛える 人事のデータ分析30』

  • 林 明文+古川拓馬+佐藤 文/著
  • 中央経済社/刊
  • 2200円+税

「会社の人件費は妥当か」と問われたら、何をどう判断すればよいのだろうか。データや数字に依拠していない人事管理は根拠が不十分で、人事が経営に貢献していくには、経理財務と同じような「数字による経営との共通言語が必要」というのが本書の主旨だ。「労働分配率」「リテンション率」「将来予測人件費」など、人事に関わる30 のデータを紹介。自己都合退職率が3%を超える企業は経営的に非効率で、まずモチベーション・サーベイを年1回は行うべきといったマネジメントのポイントも記載されている。

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60の先進事例で学ぶ 『本当の働き方改革』

60の先進事例で学ぶ 『本当の働き方改革』

  • 中村建助/編
  • 日経BP社/刊
  • 1800円+税

2017年3月に安倍内閣が「働き方改革実行計画」を決定後、働き方改革は国を挙げてのテーマとなった。改革の推進で他企業に遅れを取ると、今後は人材の採用が難しくなるだろう。本書は「改革を引っ張るのはミドルだ」「一歩先行く企業に学ぶ」「RPA、オフィスロボットが人間を解放」など6つのテーマで、働き方改革の先進的な事例を紹介している。サントリーホールディングス、オリックスグループなど一歩先を行く企業が、どのように働きやすい環境をつくり、生産性を上げていったのかを学ぶことができる。

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業績を上げながら人を育てる企業の戦略・人財・仕掛け 『次世代経営人財育成のすすめ』

業績を上げながら人を育てる企業の戦略・人財・仕掛け 『次世代経営人財育成のすすめ』

  • みらいコンサルティンググループ/編
  • 同文舘出版/刊
  • 1900円+税

不安定、不確実、複雑、曖昧を意味する「VUCA」の時代にイノベーションを起こすには、今までとは異なる基軸で物事を考え、実現化する「異能人財」が必要となる。異能人財を発見し、育成するにはどういった仕掛けが必要なのか。本書では、これからの時代に求められるリーダー像を解き明かし、多方面から育成の方法を探る。「KPI」「タレントマネジメント」「ゲーミフィケーション」などのキーワードを軸に、次世代リーダー育成のヒントを提示。人事の視点ではなく経営側の視点から描かれている点が興味深い。

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『リーダーシップの探求』 変化をもたらす理論と実践

『リーダーシップの探求』 変化をもたらす理論と実践

  • スーザン・R・コミベズ+ナンス・ルーカス+ティモシー・R・マクマホン/著
  • 日向野 幹也/監訳
  • 泉谷道子+丸山智子+安野舞子/訳
  • 早稲田大学出版部/刊
  • 2800円+税

本書は、90 年代に米国で出版されたリーダーシップ・テキストの訳書である。リーダーシップとはリーダーが発揮するものと考えがちだが、ここでは「関係性リーダーシップ」すなわち「全ての人が良い変化の創造のために他者と効果的に関わる能力」について解説している。もともとは大学生向けのテキストで、紹介されている体験やエッセイは学生向けだが、企業の人材開発にも使える内容だ。「自己を理解すること」「コミュニティーに属することの本質」や「権限や地位とは関係ないリーダーシップ」が描かれている。

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